2014年度 名古屋パーマカルチャー塾がスタート!

名古屋パーマカルチャー塾 第1回レポート

2014/4/29 壁谷早苗(さなえ)

 

昨晩から降り出した雨が今日(4/26)も一日中降り続いています。

私たちが蒔いた種へ恵みの雨が降り注ぎます。畑のことはあいちゃんからのレポートを待つこととして、私は初回の素晴らしい始まりについて報告します。

 

1300 受付開始

 

1330 オリエンテーションスタート

 

 スタッフ紹介:けんじさん、梅ちゃん、ミカちゃん、庄ちゃん

 

        キッチン あっちゃん、けいこさん

 

        徳林寺の和尚様

 

◆目的の共有化

 

過去11回、長野県安曇野市で開催されていたパーマカルチャー塾が第12回の今年は徳林寺(名古屋市天白区)で実施されることになりました。

 

持続可能な農的暮らしを実現するための学び、アイディアの共有の場は12月までの9回実施されます。そのうち、8月と12月は「シャンティクティ」で実施されます。

 

◆お寺の見学ツアー

 

 徳林寺和尚様にお寺をご案内していただきました。

 

まず、お寺は時計回りで回ることがきまりだとのことです。

 

・広場の端っこ、木々の下には養蜂箱やたくさんの石がありました。さっそく、宝を発見です!

・森の入り口には葉書塔がありました。昭和2年、徳林寺を「全愛知県下新十名所」として認定しようという署名葉書が二千万枚と届いたことを記念して建てられた塔です。不幸な戦争などを経て、昭和62年に塔の還暦時に多くの人々の協力を得て、再建されました。今は、処分できない悲しみや幸せの詰まった葉書を投函する祈りの塔となりました。

 

・八角形の塔。ベトナムで作られたそうです。八角形はとても安定する建物だそうです。反対に五角形は躍動的で安定しないのだそうです。

葉書塔
葉書塔

・森の入り口には葉書塔がありました。昭和2年、徳林寺を「全愛知県下新十名所」として認定しようという署名葉書が二千万枚と届いたことを記念して建てられた塔です。不幸な戦争などを経て、昭和62年に塔の還暦時に多くの人々の協力を得て、再建されました。今は、処分できない悲しみや幸せの詰まった葉書を投函する祈りの塔となりました。

 

・八角形の塔。ベトナムで作られたそうです。八角形はとても安定する建物だそうです。反対に五角形は躍動的で安定しないのだそうです。

・ハスタクティ こちらもセルフビルドのとてもかわいいおうち。壁一面に描かられイラストがとってもキュート。今回は多くの時間をここで過ごし、みんなと分かち合いました。

 

・台所にあるパン亀(窯)お尻から入れてお尻から出すユニークな構造です。タンドールもあります。今すぐナンが食べたくなりました。

パン亀(パン焼き窯)
パン亀(パン焼き窯)

◆自己紹介

 

紙を四等分して出身地・現住所/趣味/塾に期待すること/自己PRを書きました。

 

それを持って、外へ出ます。一人一問気になる相手のことを聞きあいました。

 

そのあとは名前覚えゲーム。ボールを片手に、名前を呼びあいながら投げたり、いかに早くみんなに回すかを考えます。

 

「松下幸之助は3%のコストダウンではなく、3割のコストダウンを要求しました」

 

つまり、3%ならこれまでのやり方でもっと頑張ってしまうので大変。3割だと同じやり方ではどんなに頑張っても達成できないので、やり方そのものを変える必要がある。それには、固定概念を取っ払って、みんなと知恵を絞ることが必要となります。

 

最初は30秒以上かかっていたボール渡しは、最後には9秒で行うことができました。梅ちゃん曰く、最短5秒以下とのこと。なんだろう?悔しいぞ!

 

◆パーマカルチャー紹介ビデオ(宇宙船地球号)を見ました。

 

オーストラリアのクリスタル・ウォーダーズを中心にパーマカルチャーについて紹介。

 

Permaculture=Permanent +Agriculture+ Culture

 

調和・循環・多様性を大事にし、昔の生活にもどるのではなく、より良い生活につなげる生き方。

 

詳しくは過去の報告をご覧ください。

 

 

 

その後はビデオの感想をシェア

 

新しくてかっこいい。日本に合うようにはどうしたらいい?一人でやれることは何?みんなでやれることは何?

 

パーマカルチャーは気候・文化を考慮しながら、実践していく必要があるようだ。

 

パーマカルチャー=日本の伝統的暮らし+最先端技術

 

 

◆夕食

 

今夜のメニューは、ごはん・初恋のキス炒め・魔女サラダ・蕗がセロリ味にかわっちゃう炒めもの

 

おいしすぎたのか、まだちょっと緊張しているのか、

 

言葉少なめにモリモリモリモリモリモリモリモリモリモリモリモリ。

◆自己紹介&交流会

 

持ち時間一人3分ですよ!(以下、当日の並び順)

 

博 学王酒井さん・寺男じゅんぞう・ウクレレ整体師じゅんちゃん・寺女ミカちゃん・ヒーリングのたまり・徳林寺ラブのサチ・アイウエオ作文の名人ともみ・牛豚 馬鹿サナエ・庭師庄ちゃん・和尚様・何もかもが楽しいのあっちゃん・補講受講中りょうちゃん・梅ちゃん・めざせヨガインストラクターあいちゃん・建築ワー クショップの要のかな・最近水難の相が出ているけんじさん・森のインタープリターけんけん・山男キヨ

 

今年はこのメンバーで盛り上がります。

 

※豆知識

 

こちらの方言「たわけ(ばかもの)。最上級活用はくそたわけ」はその昔、田舎の百姓が都会のサラリーマンにあこがれて、田を分けて、手放し、田舎を出ていったという。浅はかな行動が語源だとかそうでないとか。

 

けんじさんのメッセージにはたくさんの数字が含まれていました。安定の八角形(究極は丸)、日本は5日に1回風が吹き、10日に1回雨が降る(五風十雨:ごふうじゅうう)。などなど。貨幣価値ではない自然界をあらわす数字の楽しさをもっと知りたいと思う第1回でした。

 

最後にともみちゃんのあいうえお作文です。

 

いちでこう(憩う)れしい ん(縁)ともだち