10月 温室づくり建築ワーク

              レポートbyみか

10月某日 柱建て

大型の台風がやってくるという噂。

9月のパーマカルチャー塾で8本の柱が建ち(その後、和尚さんが8本が均等に建つように位置を調整し、固定してくれました!)、その8本で持ちこたえられるのか…?

というわけで、チーム徳林寺で残り16本の柱を建てることにしました。

全部で24本の柱が立つので、すでに立っている8本の柱の間に2本ずつの柱が均等になるように計算しながら建てていきます。

一番下のタガと真ん中のタガに布のメジャーをまわし、今立っている柱の間を3等分していきます。

それぞれのタガの円周の大きさが微妙にずれているので、下は何ミリのところに、真ん中は何ミリのところに、と誤差を計算しながら柱の位置を決めていきます。

算数の弱い私は全っ然わからないので、位置を決める計算をしているのは最近71歳になったばかりの和尚さん。

柱が進んでいくほど、数字が大きくなり、誤差の計算も複雑になっていくのですが、ばちばちっと位置を決めていく和尚さん。

「やっぱり…この和尚さん、タダモノではない。」と思ったのでした。

決めた位置で、柱とタガをうぃ〜んと固定していきます。

「あ、和尚さん!なんか虹みたいなの見えます、あ、あっちにも!」

「あれは日輪だ!大きいなぁ。」

「あ、和尚さん!空がめっちゃ赤いです!」

「すごいねぇ。写真とろ!」

と、時々気がそれたりしながら、チーム徳林寺、無事に柱を全て建て終えました!


10月13日(祝) 餃子づくりワークショップ


この日は朝から台風の影響で雨。

残念ながら温室は作れませんでしたが、パーな仲間は台風にも負けず、餃子を作っていました。

皮から作る餃子。一見難しそうですが、そんなことない!

だいたい薄力粉と強力粉が1:1、そこに熱湯を加えていきます。

ポイントは水ではなく熱湯を加えることで、グルテンが増え、もちもちの餃子の皮ができます。

さきちゃんが前日の夜に仕込んでくれた皮はもちもち!けっこう引っ張っても市販の皮のように破けません。

徳林寺はベジタリアンのお寺なので、具もすべて植物性で作ります。

焼き餃子・水餃子…間引き菜、ニラ、ねぎ、まこも、きのこなど

モモ(チベットの蒸し餃子)…オートミール、人参すりおろし、ニラ、チーズ、クミンシードなど

おやつ餃子…オートミール、ココナッツミルク、バナナ、黒糖

      人参すりおろし、角切りりんご、シナモン

お肉の代わりにオートミールやごはん、高野豆腐でつなぎを作るのがおすすめです。

明日のワークショップの分も作ってあげよう!と、急遽皮を足して作ったりしましたが、それが結構食べれる!

そして、手作りの皮はお腹いっぱいになる!

ということで、餃子はおかずじゃなくて主食だね、ということがわかった名古屋ーズでした。

ごちそうさまでした!

10月14日(火) 温室の屋根材の用意

 

温室の屋根の形が決まりました。

アーチ型で、中心に丸い枠を置き、そこに材を差し込んでいくというもの。

モンゴルのパオのアーチ型バージョンというイメージです。

 

タガを作ったのと同じ要領で、柱の円形を利用して3本の薄い材を貼り合わせることで、曲線を帯びたアーチ型の板が出来上がります。

一度円形を作ってしまえば、あとはそれに合わせてすべての作業が進められるのが、この建築方法のいいところだと思います。

 

ジェームズ・ボンドと、ボンドガールがボンドをぬります。

3枚の板を合わせて、ビスで固定。

一箇所だけでたくさん作ると、円形のそこだけに力がかかってしまい、歪んだり倒れたり、という心配があるので、柱のいろいろな場所で3枚重ねの板を作っていきます。

女子も電動工具使いに慣れてきました。

かっこよく働くあいさん、見守るりょうちゃん。

そしてともみちゃんいわく、「コロッセオみたい〜。牛が闘ってそう〜。」

最後はやっぱり餃子。

ロケットストーブで作りました!

みなさんお疲れ様でした〜。